眼内レンズ固定術
眼内レンズ固定術
見ているものが揺れて見えたり、レンズの端が光を遮るため線が見えたります。また脱臼の状態では一部のチン小帯が残っているので、ぷらーん、となっているため体位によって見え方が変わったりします。
レンズが落ちることで眼内に入る光が焦点を結ばないので、視界はぼやけ、視力は低下します。
このような場合には、眼内レンズを摘出し、新たに眼内レンズを「固定」する手術(強膜内固定術)が必要となります。
当院では日帰りの硝子体手術で対応しており、手術時間はおおよそ45分から60分程度です。眼内の状態に応じて最適な方法を選択します。
まず硝子体手術により眼内のゼリー状の組織(硝子体)を除去したのち、脱臼または落下した眼内レンズを前房に移動させ、小さな創口から摘出します。硝子体手術の頁も参照ください。
新しい眼内レンズを眼内に挿入し、レンズの両脚(ループ)を強膜に作成した小さな穴から外へ引き出し、しっかりと固定します。位置を整えたうえで、眼の中心に安定させて手術を終了します。
術後の視力回復には個人差がありますが、術後比較的すぐに視界が明るくなる人も多くいますが、視力の安定には1〜3か月程度かかり、その間は違和感やまぶしさを感じることもあります。
また、レンズを変更することから眼鏡の度数が合わなくなる場合があり、術後1〜2か月で視力が安定してから新しい眼鏡を処方させていただきます。